現在タイに来て４６日目です。もうそんないるのかー。

そんなタイに来て変わったことも沢山。

１番変わったことは考え方かもしれない。

いや、「変わった」というより自分の考えていたことに自信がついたかな。

今までずっと

『人の為に生きて行かなければいけない』

『自己責任を持って行動していかなければならない』

『努力しなければならない』

って思っていた。

万人が言うんだから間違っていない考えだと思っているし、

これを守れば勉強の出来ない私でも全うに生きて行けると信じていた。

ただ。心の奥に疑問は持っていた。本当にそうなのか？

『自分が楽に気持ちよく楽しく生きてはいけないのか？』

その疑問への回答が見いだせなく結局は

『私はその苦しい世界を通り超えた時の幸せを知らないから単なる甘えだ』

として、心の奥にフタをした。

しかし残念ながら私はその「疑問」は私の行動の邪魔をする。

『それは自分でそれだと思って行動しているの？違うんじゃない？』

『それがやりたい事？しんどい思いをしてまてやりたい事？』

『そう思ってしまうのは単なる怠け心だ。根性無しだ』

『人としてそんな事も出来ないのはダメで出来ない人間だ』

そんなことが頭の中をぐるぐるしているうちに何も行動出来なくなる。

そうなるともうダメ。自分自身がいなくなってしまいたくなる。

結果、私はそこから離れる。肩の荷は下りるけど、

自己中心的な責任感のないその反する行動をしてしまったという

「罪悪感」を感じて生きて行く事になる。

そこから解放される為に

『やっぱり私はその程度の人間なんだな』

というとこで落ち着く。いや、落ち着いてない。

そしてまたいつもの間にか面白いことには首をつっこんでいる。で、苦しむ。

そして同じことの繰り返し。よっぽどのドMなのか、私は。

結局それって人に

「こうしていくといいよ」とか

「こう思って生きて行かなきゃいけないよ」とか

誰かに言われてきたことや、本などの媒体に書かれていたことが

いつの間にか自分の指針だと勘違いしていたんだよね。

でも心の奥底では違うことを思っていて

それに一生懸命フタが開かないように抑えてた。

今回思い切ってそのフタを開けてみた。

そしてやっと

「それでいい。自分でいい」

ということに気がついた。

何故そう思ったか。

そこにはタイ人の生き方・考え方がヒントだった。

もちろんたった２ヶ月いたところで全てが分かるわけじゃない。

でもほんの少し覗けただけでも私にはとても衝撃的だった。

何故なら心の奥につっかえていた「疑問」を

そのまま全面に出して生きている人たちだったから。

タイ人は「サバーイ」ことを好みます。

「気持ちがいい」という意味です。

だから人生においてもまずは「サバーイ」ことが重要。

「マイサバーイ」(気持ちよくない)ことからは離れます。

また離れることが上手い事上手い事。笑

タイ人は私の疑問であった

『自分が楽に気持ちよく楽しく生きていく』

ということをとても重要にしているのです。

じゃあタイ人は自己中心的なのか？

それは全くもって違います。

他人どころか知らない人にもとても愛に溢れています。

もし誰かが転んだら当たり前のように一斉に人が集まります。

そんな時にそれ？！っていう物を慌てて持って寄ってくる人もいます。笑

私も怪我した時は本当にみんな色々持って来て看病してくれました。

他にも、学校直営サロンのスタッフ(タイ人)はそんなに喋ったことないのに

「これお食べ！」っていつもフルーツをくれます。

というのも、

【他人へ良い事をする＝自分にいい事が返ってくる】

という考えがとてもとても根付いています。

それもサバーイ人生には重要ってことですね。

私が主にしていた「人の為」も「責任」も「努力」ももちろん重要。

けど「～しなければいけない」という義務ではないし、それが１番ではない。

というか、自分がサバーイで余裕があれば自然と湧いてくるもの。

おのずと今自分でやりたいことを見えてきています。

ただ特に「人の為に出来ること」と考えていたわけじゃないのに、

結果は「人の為に出来ること」でした。笑

私はそれが好きみたいです。あはは。

今まで出会えた素敵な方々、これから出会う方々。

私は誰の為になれるでしょうかね。

とっても楽しみです。

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